2019年9月13日公開の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」。

 
主演の小栗旬さんが日本の文豪・太宰治を演じ、小説「人間失格」の誕生について描かれています。

 
作中では太宰治を取り巻く3人の女性たちとの関係を軸に展開しくオリジナル作品ですが、作品の評価はどうなのでしょうか。

 
レビューをみると「つまらない」という声も上がっており、詳しく調べていきたいと思います。

 
今回は映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」の評価や感想について深掘りをしていきます。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」評価や感想まとめ

小栗旬さんが主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」。

 
映画をすでに鑑賞した人の意見を「面白い」「つまらない」に分けて記載していきます。

面白いという評価・感想

映画を面白いと感じた人はどのような点をあげているのでしょうか。

 
レビューなどを中心にみていくと、下記の意見がありました。

 

小栗旬演じる太宰治がカッコ良い

とりあえず言わせてくれ

小栗旬かっけーーーーー

(もともと好き気味ではあるけど、この映画でさらにダメな所もカッコいい所も蜷川eyeにてカッコよく映し出されているありがとう監督)

旬くんが舞台挨拶で『嫌いならないでください笑』とな…

いやいや逆に!逆に♡♡♡

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甘美、いや、耽美か。

小栗旬尽くしの贅沢構成。

生きる活力のなさそうな気だるい太宰治と小栗くんの相性は個人的にはハマっていたかなーって思う。

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1つは主演の小栗さんがカッコ良いという意見です。

 
作中では小栗さん演じる太宰治が大人の色気で女性を翻弄していきますが、その姿がはまり役のようです。

 
もともとカッコ良いにも関わらず、女性との色っぽい絡みがあればさらにイケメン度も増していくのは間違いありません。

 

演出が見ごたえ抜群

まさに蜷川ワールド全開!

赤、青、黄、緑、白、黒、そして光の使い方が鮮やかでした。

映像に相当こだわった感がひしひしと伝わります。

特にラスト付近は…ちょっとホラーでした

物語は幾度となく映像化されてる太宰治の傑作自叙伝なので言わずもがな。

ですが、臆病で自堕落な天才を小栗旬がしっかり演じてましたねー。小栗旬まつりです

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2つ目は蜷川監督の演出を絶賛する声が多いです。

 
蜷川監督が描く独特の世界観は非常に魅力的ですね。

 
上記レビューにもありますが、赤、青、黄、緑、白、黒という多彩な色や光を使い、映像にこだわりをみせているようです。

 

役者陣の演技がうまい

小栗旬と宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ。みんなさすがに巧い。

どの女にも違った可愛さと怖さがあった。

そして本当に人間としてはダメダメなのに、なぜか愛される男に説得力をもたせる小栗旬。

画面の華麗さは蜷川実花ワールドそのもの。

あと、成田凌、子役の女の子(今期ドラマTWO WEEKS でも好演!)も良かったです。

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3つ目は演じる役者陣の安定感でしょう。

 
小栗旬さん演じる太宰の女たちには、宮沢りえさん、沢尻エリカさん、二階堂ふみさんと他の作品であれば主演クラスの女優さんです。

 
演技力抜群の内容であり、非常に楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

面白くない・つまらないという評価・感想

一方で、作品を「面白くない」「つまらない」と評価する人もいます。

 
果たして、それにはどんな理由があるのでしょうか。

 

演出が過剰気味

小栗旬の命かけた芝居は凄い!

人間失格な太宰に“恋”燃やす女
沢尻エリカ、二階堂ふみの
体張った女優魂も良いのだけど…

ここぞ、というシーンで都度
色彩と派手な音だらけの
蜷川ワールドが始まってしまい覚めた。

含蓄と余韻が丸潰れでがっかり。
蜷川実花はこのパターンしかないのか…
もっと役者の芝居を生かしてほしい。

予告で大いに期待していただけに
大半の映画ファンは幻滅するのでは…

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「面白い」と評価する理由になった虻川監督の演出ですが、それを「つまらない」と考える人もまたいるようです。

 
派手な演出が多いので、映画のストーリーを重視している人はその過剰な演出に辟易してしまうかもしれません。

 
パターン化されているという声もあり、個人の意見が分かれる部分ではあるでしょう。

 

太宰治が描かれていない

太宰治のファンとしては、小栗旬ではイメージが合わない。もっとダーグで、キザっぽくなくて落ち着いた雰囲気の男でなければ太宰は務まらない。

「人間は恋と革命の為に生まれてきた」

確かに、太宰は自身の作品の中でそのような発言はしていますが、太宰治自身が、実際にそのようなことを、誇らしげな顔をして発言すると思っているのでしょうか。

太宰の作品をキチンと読んでいるならこういう発想には至らないのではないかと思います。

仮に太宰の恋愛観を独自の解釈で作品にするとしても、人間失格である必要性が全くわからない。

人間失格の本質は太宰の強烈な自己否定、自己欺瞞だろ。

セックスシンボルとしての小栗旬なら他所でやりなよ。

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もう一つの理由は、太宰治をきちんと描いていないというものです。

 
太宰治をきちんと理解している人からすれば、小栗旬さんのイメージとは少し異なっているようです。

 
確かに小栗旬さんは色気はありますが、ダークなイメージは一般的ではないかもしれません。

 
太宰治といえば自殺願望や薬物使用もしており、かなり精神的に不安定な人物史があります。

 
その点、映画では女性との色恋しか描かれておらず、本質と大きくズレているということですね。

 
レビューにもありましたが、太宰治の人物史から考えれば、「人間は恋と革命の為に生まれてきた」とは口にしないかもしれません。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」つまらない・駄作といわれる理由は?

映画では「つまらない作品」のことを「駄作」と呼ぶ人が多いですが、「人間失格 太宰治と3人の女たち」に関しても同様に感じる人も多いでしょう。

全員から絶賛される映画はないため、一部の人からこのような声が聞こえるのはやむ得ないことだと思います。

 
レビューを中心にみていくと、一番の理由は、

 
文学史の太宰治と大きくかけはなれている

 
ことが、駄作といわれる所以かと思います。

 
映画では、タイトルにも「太宰治と3人の女たち」とあり、恋仲の関係がメインに描かれています。

 
ただ、実際には太宰治はパビナール中毒が酷くなり病院に入れられたりなど、かなり精神的に不安定な存在でした。

 
映画では結婚後について描かれていると思いますが、このようなバックグラウンドがそこまでがかれていない様子です。

 
レビューをみると、

 
「小栗旬さん、やっぱカッコ良すぎだし。でも、太宰には軽いかなぁ。血を吐いても全然苦しそうに見えないのはね」

 
とあり、やはり演技面でもきちんと演出がなされていないのかもしれません。

 
他にも、ずっと太宰治を好きでいる人からは一部分だけをピックアップして過剰に描くことに抵抗があるようです。

 
レビューにも「太宰ファンには公開前から辛い評価をされてるし、自分も太宰好きなほうだから複雑」とありました。

 
歴史上の人物ではありますが、作品が今も愛されていたり、昭和時代の文豪ということもあり、一部分だけを切り取った人物的描写に違和感を感じている人は少なくないのでしょう。

 
ただ、映画の捉え方とすれば、太宰治をネタにした恋愛映画、であるため、完全フィクションのエンタメ作品と考えるのが良いのではないでしょうか。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」あらすじは?

最後に映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」のあらすじを記載していきます。
ないのでしょう。

 

1964年、人気作家として活躍していた太宰治は、身重の妻・美知子と2人の子どもがいながら、自分の支持者である静子と関係を持ち、彼女がつけていた日記をもとに「斜陽」を生み出す。

「斜陽」はベストセラーとなり社会現象を巻き起こすが、文壇からは内容を批判され、太宰は“本当の傑作”を追求することに。

そんなある日、未帰還の夫を待つ身の美容師・富栄と知り合った太宰は、彼女との関係にも溺れていく。

身体は結核に蝕まれ、酒と女に溺れる自堕落な生活を続ける太宰を、妻の美知子は忍耐強く支え、やがて彼女の言葉が太宰を「人間失格」執筆へと駆り立てていく

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小栗旬さん演じる太宰治を取り巻く3人の女性は下記になります。

 
●津島美知子 : 宮沢りえ(太宰の配偶者)

●太田静子 : 沢尻エリカ(太宰の一人目不倫相手/太宰と入水自殺を行う)

●山崎富栄 : 二階堂ふみ(太宰の二人目不倫相手)

 
どれも個性が溢れる人物であり、女優さんもいい感じにキャラクターが異なりますね。

まとめ

今回は、

 
●映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」評価や感想まとめ
 
●映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」駄作といわれる理由は?
 
●映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」あらすじは?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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