イギリス出身のミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた映画「ロケットマン」。

 
日本では2019年8月23日公開となっていますが、その評判や感想が気になります。

 
アメリカとイギリスでは公開がされており、海外の評価や感想などについてもまとめてみました。

 
総じて好評な映画「ロケット・マン」ですが、"つまらない"という声もあり、この点についても深掘りしていきます。

映画「ロケットマン」はつまらない?

映画「ロケットマン」概要

イギリス出身のミュージシャン、エルトン・ジョンの半生が描かれている映画「ロケットマン」。

 
タイトルはエルトン・ジョンのシングル「ロケット・マン」からつけられています。

 
主演は映画「キングスマン」や「SING/シング」に出演をしているタロン・エジャトン。

 
タロン・エジャトンは作中でも歌声を披露しており、発売されたサウンド・トラックでも2曲を除き、全て歌っています。

 
エルトン・ジョンとタロン・エジャトンはイギリス国籍という共通点があるだけでなく、映画「キングスマン: ゴールデン・サークル」で共演をしています。

 
この時はタロン・エジャトンが主演のゲイリー・“エグジー”・アンウィン役、エルトン・ジョンは本人役として登場していました(↓)

 
監督はイギリス人のデクスター・フレッチャー。

 
キャリアのスタートは俳優でしたが、2011年の「ワイルド・ビル」で監督を務め、以降は2〜3年おきに映画制作にも携わっています。

 
「クイーン」のボーカリストのフレディ・マーキュリーを主人公にした2018年公開の映画「ボヘミアン・ラプソディ」でも制作総指揮をとっており、雰囲気は似ていると思います。

 
特に作中でコンサートのシーンなどは臨場感溢れそうであり、ミュージカル映画とし楽しむことができるのではないでしょうか。

海外や試写会での評価は?

「ロケットマン」は日本公開が2019年8月23日ですが、アメリカは2019年5月24日、イギリスは2019年5月31日とおよそ3ヶ月前に公開されています。

 
英語版ですが、難解な用語は使用されていないと思われるため、すんなり鑑賞している人も多いでしょう。

 
また、日本でも本公開前の試写会に参加した人もいるためネット上の映画サイトでもレビューが書き込みをされています。

 
つまらないかどうか、有名な映画サイトでのレビューをみていくと・・・

 
・yahoo映画 : 4.6点
・映画.com : 4.0点
・filmarks : 3.9点
※全て5点満点
※2019年8月21日現在

 
このように非常に高いレビューになっています。

 
レビューをされた人は試写会や海外在住の方でしょう。

 
「ロケットマン」の公開日に近いヒット作だと、「ライオン・キング」3.82点(yahoo映画)、「天気の子」3.76点(yahoo映画)であり、本公開前の段階であるたことを考量しても高い数字です。

 
海外でも非常に高い評価であり、カンヌ映画祭で初上映された際は、上映後に約4分間のスタンディングオベーションとなったほどです。

 
海外の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」でも89%の高評価(5/28時点)であり、非常に高い評価となっています。

 
制作費4,000万ドルに対し、興行収入は8月15日発表の段階で1億8,700万ドルとなっており、日本で公開後はさらに伸びていくでしょう。

 
このように海外や日本の試写会ベースの段階では、2019年1番のヒットに作品になる可能性が高いです。

 
「つまらない」という声はほとんどないため、個人の好みの違いはありますが、多くの人が楽しめる内容になっているのは間違いありません。

映画「ロケットマン」は面白いのか評判・感想まとめ

上記のレビューをみると、大半の人が「面白い」と評価をしています。

 
ただ、映画のため全員が面白いと思うのは現実的ではなく、特に日本で試写会は総じてエルトン・ジョンのファンが応募して鑑賞していると思います。

 
ファンであれば生い立ちや性格などもある程度把握しており、スムーズに物語が頭に入るため、より楽しめて高いレビューになった可能性もあります。

 
本公開での"そこまでファンでないけど映画は観たい"という人が、どのような反応示すからは封切りした週末3日間は様子をみないとわからないでしょう。

 
ここでは、数少ない「面白くない」側の意見も交えながら、評判・感想をピックアップしていきます。

悲しくて辛い部分も描かれている

映画ではエルトン・ジョンの半生を描いているため、全てが楽しく明るいシーンという訳ではありません。

 
楽曲制作の苦悩や明かされていない真実なども描かれていることでしょう。

 
これは有名な話ですが、1980年後半は私生活も含めてかなり不安定な状態でした。

 
アルバムのセールスは1970年〜80年前半に比べると伸び悩み、1987年での長期公演で喉を悪化させたことで、翌年に声帯の手術もしています。

 
プライベートでは4年間とも結婚生活を歩んだドイツ人のレネーテ・ブリューエルと離婚し、ストレスで精神的にも不安定になり、、過食症やアルコールの過剰摂取を繰り返していました。

 
1990年には上記の理由で入院も果たしているのです。

 
このような華やかな舞台とはかけ離れた面も備に描かれているため、感情移入をし過ぎて気持ちが辛くなるという人は多くなるかもしれません。

ロックの格好良さがない

ただ、これは本当に個人的な好みの問題なのだが、ロックにはかっこよさを求めてしまう。

ところがこの映画はかっこよくはない。ロックの目覚めはエルビスで、その後ジョン・レノンから取ったジョンという名を名乗るようになり、リーゼントで決める。俺のピークはこの時点であった。

その後は、爆発的にヒットを飛ばし大スターになるのだがそれと同時にオネエ感とおっさん感が増し、人間的にもクソ野郎感が増す。ファッションセンスも最悪である。

ましてやノーマルの人間から見ると、男同士のいちゃつきはかなりキツイ。

というわけで、タロンの熱演は本当に素晴らしいのだが、個人的にはほとんど楽しめなかったと言っていい

filmarks.com

 
「面白くない」側の意見では上記のようなものもあります。

 
この方はレビューの星が2.5点(5点満点中)でした。

 
きっちり半分にしているのは、前半は面白く、後半はつまらなくなっていく・・・という考えからでしょう。

 
確かにこのような映画にはおきまりのパターンとして、前半はデビューまでの駆け上がりで一気に気持ちが乗ってきますが、後半のデビュー後は何かとトラブルがおきてきます。

 
そして、ロックの観点では全然格好良くないと評価をしています。

音楽と共に同性愛のシーンが多い

幼年時代親に愛されなかった天才がどこまで落ちていくのかを見せてくれる

実話だとしてもこのクソみたいな話が俺に何が言いたいのかが理解できん

別に同性愛を否定したりはしないが、俺には見せて来ないで、勝手にしてろ

どーでもいい

filmarks.com

 
エルトン・ジョンの半生でもっと音楽的なシーンを期待した人は、パーソナルなシーンについて「いらない」と考えるでしょう。

 
特に後半は、エルトン・ジョンの同性愛の部分も描かれており、描写も多数あるのではないでしょうか。

 
実際に2014年にイギリスにて同性婚の合法化されており、ここも描かれていると思われます。

 
確かに音楽的をもっと知りたいと思った人は、"同性愛は否定しなけど、シーンが多すぎる"と低い評価なのかもしれません。

 
この方のレビューは1.8点(5点満点中)でした。

ボヘミアン・ラプソディと比べてしまう

こんな見方をしてはいけないと思いつつも
ボヘミアン・ラプソディとどうしても比較してしまった

エルトンの素晴らしい曲の数々が詰め込まれ過ぎているのか
この曲にグッとくるという場面が巡ってこなかった

でも自ら歌もこなしたタロン・エガートンには脱帽
希望の光はバーニーとおばあちゃん

filmarks.com

 
「ロケットマン」の内容を「ボヘミアン・ラプソディ」と比べてしまう人もいました。

確かに、

 
・監督はデクスター・フレッチャー
・主人公が世界的に有名なミュージシャン
・主人公がイギリス国籍
・生まれが年が違い(フレディ1946年、エルトン1947年)
・タイトルが共に楽曲の名前
・同性愛の一面もある

 
共通点が多過ぎます。

 
ピアニストとロックバンドの違い、存命であるか否かという部分で映し出され方も違ってくるとは思いますが、大枠が似ている2人でもあります。

 
イギリス出身で生まれ年は異なりますが、エルトン・ジョンが3月と早生まれであり同じ学年となり、時代背景も似ています。

 
それぞれのアーティストを知る人やどちらかのファンであれば人生観を楽しめると思いますが、何も知らないで映画を通して初めて知った人は同じ物語調にみえる可能性はあります。

 
もちろん、細かい部分は同じではないですが、実際に上記のような感想が出ており、一定数は感じる人も多いでしょう。

 
「ボヘミアン・ラプソディ」は日本で観客動員数922万人、興行収入127億円のメガヒットを記録しており、映画好きならほとんどが観ていると思われます。

 
そう考えると二番煎じの雰囲気は少なからずあるため、少し白けてしまう人もいるでしょう。

映画「ロケットマン」のあらすじは?

最後に「ロケットマン」のあらすじを記載していきます。

 
綺麗に起承転結のエピソードに別れており非常に鑑賞しやすい展開になっていると思われます。

 
【起】 I WANT LOVE(愛が欲しい、でも叶わない少年時代)

イギリス郊外ピナー。家に寄りつかない厳格な父親と、子供に無関心な母親。

けんかの絶えない不仲な両親の間で、孤独を感じて育った少年レジナルド・ドワイト。

唯一神に祝福されていたのは彼の才能――天才的な音楽センスを見出され、国立音楽院に入学する。

その後、寂しさを紛らわすようにロックに傾倒する少年は、ミュージシャンになることを夢見て、古くさい自分の名前を捨てることを決意する。

新たな彼の名前は「エルトン・ジョン」だった。

 
【承】 YOUR SONG(バーニーのいる人生は素晴らしい)

レコード会社の公募広告を見て応募したエルトン(タロン・エガートン)。同じく応募者のバーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)の美しい詩の世界に惚れ込み、インスピレーションを受けたエルトンがメロディを生み出す形で一緒に曲作りが始まる。

そして、何気ない朝の食卓で生まれた一曲――彼の代表作として世界的に知られるスタンダード・ナンバー「ユア・ソング」――が目にとまり、デビューが決まる。LAの伝説的なライブハウス《トルバドール》でのパフォーマンスをきっかけにエルトンは一気にスターダムへ駆け上がっていく。

 
【転】 ROCKET MAN(たった一人、燃え尽きていく)

エルトンは、楽曲の完成度の高さと、観客を圧倒するパフォーマンス力で全世界にその名を轟かせていくも、心は満たされない少年時代のままだった。

彼を長年にわたってサポートしたマネージャーのジョン・リード(リチャード・マッデン)とは、恋人でもあったが泥沼でもがくような関係を続け、いつも本当に必要とする相手から愛を得られないエルトンの心を深く傷つけた。

売れ続けるプレッシャーとの戦いの中で、依存や過剰摂取に陥り、心身共に追い詰められる。

そして、今、感動のフィナーレの幕が開くのだった。

 
【結】 GOODBYE YELLOW BRICK ROAD(虚飾の人生の先にある未来)

成功と快楽に溺れ、堕落した生活を送るエルトンを前に、バーニーさえも彼の人生から遠ざかっていく。

絶望の淵に立たされたエルトンは、ライブ開始を待つ超満員のステージ裏で、ある選択をする。

それは思いも寄らない形で、彼の人生を大きく変えていくことになるのだった。そして、今、感動のフィナーレの幕が開く

 
●映画「ロケットマン」予告動画

 
「ロケットマン」と「ボヘミアン・ラプソディ」の内容比較はもっと詳しくこちらにしています。

まとめ

今回は、

 
●映画「ロケットマン」はつまらない?
 
●映画「ロケットマン」は面白いのか評判・感想まとめ
 
●映画「ロケットマン」のあらすじは?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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