ドラマ「わたし、定時で帰ります。」が非常にリアルですよね。

まるで実在するどこかの企業をモデルにしているかのようです。

今回は、わた定で登場する会社にモデルはあるのか、実話部分はあるかなど掘り下げていきたいと思います。

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わたし、定時で帰ります。元ネタはある?

さて、わた定では、残業をして、徹夜を重ねる会社が舞台になっています。

日本企業特有の「みんなで残業」「死ぬ気で頑張る」「会社と心中」という古風な雰囲気を巧みに描いていますね。

気になるのは、今回出てきた物語に元ネタはあるのか?という点です。

ヒントになるのは、原作者の作家・朱野帰子さんのインタビューですね。

朱野さんは一般企業勤務→兼業作家→専業作家というキャリアで、大学卒業後は新卒採用で就職をされていました。

「何とか小さなマーケティング会社に入社することができたものの、人一倍仕事を頑張らなければ会社にいられないという恐怖心が常にありました。

それが原動力と化し、本当に死ぬ気で働いていました。」

WEB業界とマーケティング業界こそ異なりますが、「人一倍仕事を頑張らなければ会社にいられないという恐怖」や「本当に死ぬ気で働いていました」という言葉は、本作の脇役たちに通ずる部分が多いですね。

さらに、

「決してブラック企業ではなかったのですが、自分で自分を追い込んで体を壊したこともありましたね」

とも話しています。

なんとなくですが、朱野さんが過去に勤めた企業のネタをベースにされているのかな?と推測できますね。

早速、調べてみましたが、朱野さんが過去に勤められた企業名は公表されておらず、過去の勤務先までは判断できませんでした。

下記のコメントは数少ない情報ですね、

私は最初の会社で、マーケティングリサーチャーとプランナーのような業務についていたので、電通さんとも間接的に仕事したことありますよ。

現実的に電通と関係を持つマーケティングリサーチャーの会社はかなり数多くあり、激務で人の入れ替わりや起業・倒産も多いため、特定は難しいかもしれません。

また、わた定を読んだことで、仕事で辛い思いをしている人が嘆いており、朱野さんもこんな気持ちだったのかもしれませんね。

わたし、定時で帰ります。モデルの会社はどこ?

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では、実際にモデルの会社はどこなのでしょうか。

それは、わた定の物語から紐解いていきましょう。

主人公・東山が勤務するのは、ネットヒーローズ株式会社

原作に記載がありましたが、社員一人ひとりがヒーローたれ、という思いも込められているようですね。

企業概要はシンプルであり、

ウェブサイトやSNSやアプリなど、企業のデジタル方面におけるマーケティング活動の支援やコンンサルタントを主な業務としている。

と、原作に説明がありました。

他にも社員数は300名、企業規模は業界2位と記載があります。

描写を読むと順調に成長している会社です。

東山が新卒で入った時は社長と社員との飲み会があり、酔った東山が社長に酒を勧めた・・・というエピソードもありました。

しかし、物語ではすでに東山も32歳になり、およそ10年の歳月が経過しており、社長も社員と一線をひいていると書いてあります。

少しネタバレになりますが、物語の最後の方では社長の灰原忍が「じきに業界1位となる予定」と豪語するセリフがあり、トップの背中が見えている「2位」ですね。

何を持って企業規模を説明するによりますが、灰原が取引先に対して放ったセリフであることから、単純に「売上」で考えて良いでしょう。

また、社長の灰原が30歳の時に起業をしており、創業社長の会社です。

これだけでもかなり絞られてきますね。

では、実際にウェブ制作関連のマーケティング・コンサルタントの業界をみていきましょう!

わた定のネットヒーローズ株式会社は、企業のwebサイト制作がメインです。

同じような企業を調べていくと、転職ステーションという会社で「ホームページ・アプリ制作、WEBマーケティング会社の売上高ランキング」がありました!

1位:株式会社デジタルガレージ(売上高364億5186万2000円)
2位:株式会社メンバーズ(売上高80億8843万円)
3位:株式会社ガイアックス(売上高59億8186万9000円)

ランキングで考えると、株式会社メンバーズがモデルか!

と、思いましたが、上場企業で売り上げや社員数なども全然異なっています。

わた定は、見方を変えれば企業のブラックな一面を描いている部分もあり、そう簡単に企業は特定できないのかもしれませんね。

この手の企業は世の中に非常に多いようで、SNSからも自身の会社や経験にに重ねあわせている人は多数いるようです。

わた定を読んで「定時帰り」を実行する人!

原作小説を実際に読み、「定時帰り」「残業ゼロ」を意識する人が増えていますね。

日本では働き方改革や副業解禁など仕事に対する考えが変わりつつありますからね。

わた定を読んで、定時帰りが流行していくかもしれません。

日本にはまだまだ、定時で帰れない会社がたくさんありますので、多くの企業勤めの方がこのドラマに共感されると思います。

原作小説は登場人物の細かい心理描写も描いており、あっという間に読み終えることができますね。

まとめ

わたし、定時で帰ります。でモデルにしている会社は具体的にはありませんでした。

しかし、原作者の朱野帰子が、専業作家になる前に勤務していた会社を少しはモデルにしている可能性があります。

原作でも会社の規模や従業員、業界地位が明記されていますね。

ドラマではもっと深く言及されていく可能性があるため、明らかになるかもしれませんね!

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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