スパイダーマンホームカミングはつまらない?駄作やひどいの理由や評価の比較についても

2017年8月11日に公開された映画「スパイダーマン:ホームカミング」。

映画を観た人の一部からは「つまらない」「駄作」「ひどい」という声が聞こえてきます。

どのような点なのか理由が気になりますね。

他にも、客観的に過去作とも比較したいところです。

今回は、映画「スパイダーマン:ホームカミング」の評価について深掘りしていきます。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」がつまらない・駄作・ひどいといわれる理由は?

映画「スパイダーマン:ホームカミング」を観た一部の人から、「つまらない」「駄作」「面白くない」「ひどい」という声が聞こえてきます。

物語のどんな内容からそういわれているのか。

色々と調べていくと、主に下記5点であることがわかりました。

・ストーリーがつまらない ・アクションシーンが少ない ・ヒーローとして弱い ・アベンジャーズとのつながりが難しい ・ヒロインが可愛くない

それでは、各項目ごとに記載していきます。

ストーリーがつまらない

一つ目はそもそもストーリーに魅力を感じない人です。

理由は、バルチャーがヴィランとなりますが、目的や悪さも敵にするには微妙という声があります。

もともと、バルチャー(本名はエイドリアン・トゥームス)は、アベンジャーズが戦ったチタウリとのニューヨーク決戦後、率先して残骸処理を行なっていた善人です。

しかし、トニー・スタークが政府を協力したことで職を追われてしまい、その恨みから盗みを行なっているのです。

ストーリー性として、"バルチャーは悪い奴だけど所詮は窃盗犯であり実害はない""トニーも相変わらず(?)を恨みを買うなぁ"と思う人もおり、ちょっと適役としては弱いです。

ピーターも認められたいから頑張ると話していますが、アベンジャーズはもっと違うことに時間を費やすだろを突っ込んでしまいます。

過去のリブート2作品が必然性から戦いを行なっているのに対し、今作ではピーターが自ら戦いを率先している点で無理矢理感が否めません。

また、ピーター・パーカーのバックグラウンドの描写が希薄であり、感情移入できないという声もありました。

今作では、"すでにヒーローであるスパイダーマン"がどうやって真のヒーローになるかまでを描いており、

・なんでスパイダーマンになったのか?
・なんで常人離れした能力なのか?
・メイおばさんって誰だよ?
・両親はどうしたのか?
・糸は自分で作っている?

という、前提の演出がカットされているのも事実です。

過去のリブート作品とのストーリー上には繋がりはありませんが、初めてスパイダーマンに触れる人にはちょっと不明な要素が多すぎるかもしれません。

アクションシーンでの戦いが物足りない

2つ目はアクションシーンでの戦いがも物足りないという声です。

確かに過去リブート作品では、ビルの上から飛んだり、建物の間を蜘蛛の糸で渡ったりと、空中殺法が光りました。

スパイダーマンらしい動きで敵と戦っており、王道ながらもそこを楽しんでいる人が多かったです。

ただ、「ホームカミング」ではそのシーンが少なく、ピーターもちょっとヘタレでドタバタしながた移動しています。

民家に突入したり、偵察であっさりとバレてしまったり・・・と戦い以外の部分で目立ってしまいました。

他にも、肝心の船を救出するシーンは「98%成功」したものの、できなかった2%で船が転覆寸前になり、最後はトニー・スタークが場をおさめたり。

しまいには、最後の戦闘シーンもスパイダーマン関係ない空中での戦いでした。

歴代作品では、もっと蜘蛛の糸や強調されていましたが、今作では少し弱かったという意見です。

マーベルのオリジナルティを出そうとしているかなと思いましたが、もっと蜘蛛っぽい動きが見たかったという人は少なくないでしょう。

ヒーローとして弱い

3つ目は、ピーター・パーカーがそもそも弱いという点です。

これは過去のアベンジャーズシリーズを見ているファンからすれば、かなり感じる点だと思います。

スーツがうまく使えなかったり、トニーからは「弱い」といわれてしスーツを没収されてしまったり、「半人前」を強調するシーンが多かったからでしょう。

今作では、スパイダーマンが街のヒーローからアベンジャーズになるまでの過程を描いており、パーカーのちょっとしたヘタレ具合にヤキモキする人が多いかもしれません。

初登場「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」ではキャプテン相手にそこそこ戦っていたはずなのに、急に弱くなってしまったなぁ、と思う人は少なくないでしょう。

演出的に真剣勝負で戦う「シビル・ウォー」とギャグ要素もありながらの「ホームカミング」では、ちょっとテイストが違ったのかもしれませんが・・・・。

アベンジャーズとのつながりが難しい

4つ目は、アベンジャーズシリーズとのつながりでしょう。

マーベルでのスパイダーマンの初登場は、映画「シビル・ウォー・キャプテン・アメリカ」です。

ここでトニー・スタークにスカウトをされて、ヒーローへの一歩目を踏み出します。

「ホームカミング」は初の単独映画ですが、登場としては2度目であり、ちょっと前提条件は飛ばされている部分はあります。

特に冒頭では、トニーとピーターがなぜかホームビデオで映し出されており、初見の人は「隣にいる渋い人(トニー)は誰?」と思うでしょう。

他にも、アベンジャーズや蜘蛛の能力に関する説明がないまま物語が進行していくため、映画「シビル・ウォー・キャプテン・アメリカ」は必見になります。

逆に映画「シビル・ウォー・キャプテン・アメリカ」を観てない人は設定や人物が不明すぎて、置いてけぼりになる可能性が高いです。

過去の作品が丁寧に描いていた部分を大きくカットしており、時系列がさっぱり・・・・という人がいるのはやむを得ないでしょう。

カットされた代表的な部分は「蜘蛛に噛まれるシーン」ですね。

なんで天井をはって歩けるのか、もっと詳しく知りたい人はこちら。

ヒロインが可愛くない

最後は趣味嗜好の範囲ですが、ヒロインのMJ(ミシェル・“MJ”・ジョーンズ/)が可愛くない、という声です。

MJは最後に学力コンテスト・チームの新キャプテンに選ばれた優秀な人材です。

演じているのはアメリカ出身の女優・ゼンデイヤですが、彼女に対してどうも可愛くないという人が多いです。

完全な鑑賞者の好みの問題かと思いますが、このような声があるのも事実です。

おそらく、過去のリブート2作品のMJは可愛らしく守ってあげたいタイプだったのに対し、マーベルのMJは不思議な雰囲気でつかみどころがないため、女の子らしい演出が少なかったからでしょう。

ただ、これは最新作の「スパイダーマン:ファー・フロム・フォーム」では聞かれなくなった批判でもあり、一時的なものであったことが明らかです。

最新作では、MJとピーターの仲もかなり親密になっており、かなりお似合いの2人になっていますね(↓)

映画「スパイダーマン:ホームカミング」の評価の比較

ここでは、客観的に知るために興行収入やレビュー(星○個、○点)をみながら過去作と比較していきたいと思います。

・「スパイダーマン:ホームカミング」の興行収入 ・「スパイダーマン:ホームカミング」と過去のマーベルシリーズ(MUC)との比較 ・「スパイダーマン:ホームカミング」と過去のスパイダーマンシリーズとの比較

これら3点から作品の評価をみていきます。

興行収入

はじめに、映画「スパイダーマン:ホームカミング」の興行収入を確認していきます。

興行収入は、日本で28億円、世界で8.8億ドル、となっています。

2017年に日本で公開された洋画で興行収入が10億円を超えた作品は全部で24作品あり、「ホームカミング」は11位に位置しています。

国内映画では10億円が黒字化の一つ目の目安とされており、15億円超えでヒット、20億円超えで大ヒットと一般的にいわれています。

役者の格や制作費などにもよりますが、20億円を超えていれば文句なしでヒットといえます。

そう考えると、28億円・11位は十分な数字でしょう。

一方、世界ではさらにヒットをしており、8.8億ドルは2017年の全世界興行収入では5位になります。

①美女と野獣(12.6億ドル)
②ワイルド・スピード ICE BREAK (12.3億ドル)
③スター・ウォーズ 最後のジェダイ(11.9億ドル)
④怪盗グルーのミニオン大脱走(10.3億ドル)
スパイダーマン:ホームカミング(8.8億ドル) ⑥ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(8.63億ドル)
⑦マイティ・ソー バトルロイヤル(8.23億ドル)
⑧ワンダーウーマン(8.21億ドル)
⑨パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(7.94億ドル)
⑩戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(7.73億ドル)
※()興行収入

2017年の国内洋画ランキングでスパイダーマンより上位だった作品は10作品もありますが、全世界では4作品だけ。

これはおそらくマーベルの原作漫画の影響だと思います。

日本で未翻訳(※)のため作品に触れる機会が少ないですが、英語圏や第二言語とする人々は直接原作にも触れており、人気が高まっているのでしょう。

(※)自動翻訳では販売されていますが、書店にある書籍のように翻訳家を通しているものではありません。

どちらにしても、日本での注目度は世界的には低い部類に入るといえそうです。

過去のマーベルシリーズ(MUC)と比較

では、過去のマーベルシリーズ(MUC)と比較した際、「スパイダーマン:ホームカミング」はどの程度の位置付けなのでしょうか。

下記が2019年7月現在のマーベルシリーズの作品リスト(「pixiin.com」の引用)です。

2019年6月公開の単体2作品目「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」は公開日の都合、まだ判明していません。

pixiin.com

「スパイダーマン:ホームカミング」はシリーズでは16作品目です。

日本での興行収入(28億円)は、シリーズでなんと5位!

日本での興行収入上位作品を並べていくと、

①アベンジャーズ・エンドゲーム
②アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー
③アベンジャーズ
④アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン
⑤スパイダーマン:ホームカミング
⑥シビル・ウォー・キャプテン・アメリカ
⑦アイアンマン3
⑧キャプテン・マーベル

これについては認知度が低かったシリーズ初期の作品が低くなっているのはやむを得ないでしょう。

ただ、それでも、オールスター対決の「シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ」よりも上に位置しているのは凄いことです。

師匠のトニー・スタークの主役映画「アイアンマン3」よりも3億円ほど超えています。

一方で、全世界での興行収入(8,8億ドル)は、シリーズで9位。

全世界での興行収入上位作品を並べていくと、

①アベンジャーズ・エンドゲーム
②アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー
③アベンジャーズ
④アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン
⑤ブラックパンサー
⑥アイアンマン3
⑦シビル・ウォー・キャプテン・アメリカ
⑧キャプテン・マーベル
⑨スパイダーマン:ホームカミング

全世界では、初のマーベル黒人ヒーロー・ブラックパンサー、初の女性ヒーロー単体作・キャプテン・マーベルが上位に食い込んでいました。

これらより、「スパイダーマン:ホームカミング」は国内のマーベル作品では多くの人に鑑賞されているようです。

ただ、最初の日本(28億円・11位)と世界(8.8億円・5位)の興行収入の差から、国内でのマーベル作品の位置付けそのものが、世界各国と比べて高くないということもわかりますね。

最後に「平均評価」でのランキングです。

こちらも「pixiin.com」の引用になりますが、いくつものレビューサイトを参考されており、また非常に誠実なサイトであるため、信ぴょう性についてはいうまでもありません。

pixiin.com

「平均評価」での「スパイダーマン:ホームカミング」は11位になりますが、レビューの76点は一般的には平均点以上でしょう。

70点を越えれば問題ないと思われます。

過去のスパイダーマンシリーズと比較

それでは、過去のスパイダーマンシリーズと比べてどうなのでしょうか。

「スパイダーマン:ホームカミング」は3度目のリブート作品であり、この前に2つの世界観で全5作品が映画化されています。

全て日本の基準で比べていきます。

赤字が6作品の中で赤字がトップ(同順含む)、青字が2位(同順含む)になります。

●2002年「スパイダーマン」(興行収入:75億円
レビュー
・ヤフー映画:3.86

・firmarks:3.6
・映画.COM:3.6

●2004年「スパイダーマン2」(興行収入:67億円)
レビュー
・ヤフー映画3.83

・firmarks:3.6
・映画.COM:3.5

●2007年「スパイダーマン3」(興行収入:71.2億円
レビュー
・ヤフー映画:3.56
・firmarks:3.5
・映画.COM:3.5

●2012年「アメイジング・スパイダーマン」(興行収入:31.6億円)
レビュー
・ヤフー映画:3.44
・firmarks:3.6
・映画.COM:3.5

●2014年「アメイジング・スパイダーマン2」(興行収入:31.4億円)
レビュー
・ヤフー映画:3.45
・firmarks:3.7

・映画.COM:3.8

●2017年「スパイダーマン:ホームカミング」(興行収入:28億円)
レビュー
・ヤフー映画:3.76

・firmarks:3.7

・映画.COM:3.7

このように見ていくと、過去作と比較して興行収入が少し低いですが、作品の評価は非常に高いことがわかりますね。

まとめ

今回は、

●映画「スパイダーマン:ホームカミング」はつまらない・駄作・ひどい?

●映画「スパイダーマン:ホームカミング」がつまらない・駄作・ひどいといわれる理由は?

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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