2012年5月25日に公開された映画「メン・イン・ブラック3」。
作中では、序盤にKとJが中華料理店へ向かい、ボリスたちエイリアンと対戦するシーンがあります。
お店の厨房での1シーンで白い人面の魚が存在しており、「あれは実在する魚なの?」と大きく話題になっています。
今回は、映画映画「メン・イン・ブラック3」で登場する、白い人面の魚について深掘りしていきます。
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この記事の目次
映画「メン・イン・ブラック3」中華料理店・厨房の人面の魚とは?
映画「メンインブラック3」では、序盤にKとJが訪れる中華料理店で、下記の白い人面の魚が登場しますね(↓)
メンインブラック3は楽しく観れました
個人的に好きなシーンは宇宙人がやってる中華屋で宇宙魚が使われてると摘発しようとした際に一番宇宙魚っぽい魚がブロブフィッシュだったという場面とクマラホイールの元ネタみたいな乗り物が登場するシーンですね pic.twitter.com/PdyYJvxXGM
— コカトライス🐣 (@Cockat_meshi) September 13, 2017
シーンとしては、中華料理店の店主が「宇宙魚」を違法にエイリアンへ提供しており、KとJがそれを確かめに向かうというものでした。
しかし、途中で店内にいたエイリアンがボリスの仲間であるとわかり、双方で戦闘を開始します。
Kが厨房に入ったとき、その場にいた料理人に扮する敵の頭をこの魚に叩きつけるのです。
叩きつけられた魚はなぜか、英語版でも
「はいっ!」
と言葉を発しました。
シーンにすると数秒であり、ほんの一瞬でした。
しかし、白い人面の顔は印象的であり、多くの人は「なんだあの魚は?」と思ったことでしょう。
映画「メン・イン・ブラック3」中華料理店・厨房の人面の魚は実在する?
映画「メン・イン・ブラック3」中華料理店・厨房の人面の魚。
かなり印象的でしたが、実はあの魚は実在します。
名前は「ブロブフィッシュ」(英語表記だと、Blob Fish)と呼ばれています。
これを日本語で訳すと、「ぶよぶよした魚」です。
現在は35種類も発見されているウラナイカジカ科の一種であり、深海魚です。
ブロブフィッシュは同じ科の中でも大きい方であり、最大で30cmほどになるそうです。
体には筋肉がなく、ゼラチン質でぷよぷよ、ぽよぽよしています。
メン・イン・ブラックで人間の頭があたったにも関わらず、普通にしていたのはそのような理由がありました。
ゼラチン質の体であるため、水中では浮き沈みを調節することが可能であり、危険の少ない深海にいるのでしょうか。
日本で使う和名は「ニュウドウカジカ」といいますが、ここではブロブフィッシュで統一します。
愛称は"世界一醜い生物"
【ブロブフィッシュ】
「世界でもっとも醜い生き物コンテスト」の1位を獲得した生き物。
オーストラリア沖の600~1200mの深海に棲み、体長約30センチくらいまで成長します。
体のほとんどがゼラチン質でできているそうです。 pic.twitter.com/GnqmaPIwCO— 不思議で奇妙な海中生物 (@prt_baby) February 14, 2019
上記の複数枚の画像を見ていただければわかりますが、ブロブフィッシュはお世辞にも、カッコいいとはいえませんよね。
かなりブサイクであり、いわゆる「キモかわいい」の分野に入るでしょう。
実は、ブロブフィッシュは2013年9月、醜い動物保存会より「世界の最も醜い動物」に選ばれているのです。
他にも、アーティストのマイケル・ハーストは2012年、ちょっとキモ目の動物を曲タイトルにした「ブロブフィッシュ」とアルバムを発表しています。
醜い容姿ではありますが、実は映画で登場する白・ピンクのブロブフィッシュは皮が剥がれてものであり、本来は白に黒褐色の皮膚を持っているそうです。
もちろん、自然に剥がれる具合には限界があるため、調理をする際は意図的に映画のようなツルツルの状態にします。
非常に皮膚が柔らかいため、網などにこすれて皮が剥がれてしまい、あの姿になっていくとのこと。
実はブロブフィッシュは深海底引き網に混じって混獲されることがほとんどであり、専門的に漁獲されることはないそうです。
現在は全体的な生息数が限られており、一部の専門家は絶滅を危惧しています。
生息地はどこ?
[the_ad id="5494"]ブロブフィッシュの生息地はオーストラリア、タスマニア、ニュージーランド付近。
太平洋からインド洋にかけて生息していることになります。
生息している場所は浅瀬ではなく、深海1,000メートルの世界であり、地上気圧の10倍以上の水圧がかかっている場所にいます。
先ほども記載しましたが、基本はブロブフィッシュは捕獲されてはおらず、網にかかって自然と取れるパターンがほとんどのようです。
日本で見ることができる?
ブロブフィッシュは和名では、ニュウドウカジカとなります。
ただ、欧米のものよりも、より魚の雰囲気があるため、メン・イン・ブラックに登場するものとは少し容姿が違います。
日本では「アクアマリンふくしま」という水族館でを見ることができるそうです(↓)
こちらのニュウドウカジカは殻が剥がされていないので、黒っぽいですね。
すみっこから覗くの ♡ すこ#ニュウドウカジカ#アクアマリンふくしま pic.twitter.com/tDiVGp4yBA
— OnUMA 🐟〜 (@dk9nipponi) June 14, 2019
深海魚を生きたまま捕獲するのは大変難しいようですが、地元の漁師から水族館に連絡があり、3体を飼育しているといいます。
映画「メン・イン・ブラック3」ブロブフィッシュは食べられるの?
映画「メン・イン・ブラック3」ではブロブフィッシュが厨房にあったことで、あの魚を食べることはできるの?と思う人は多いでしょう。
結論からいうと、食べることは可能です。
ネット上を調べてみると、網にかかって行き場のないブロブフィッシュを唐揚げにして食べている人もいました。
ただ、食用で捕獲されることはないため、お店にいっても食べることはできないでしょう。
味は・・・なんともいえないようです。
海外などでは偶然捕獲されたブロブフィッシュがレストランに出ることもあるのかもしれません。
「メン・イン・ブラック3」で同じく短いシーンで印象に残ったのは、パグ犬のフランクでしょう。
今作では、Jの自宅に絵が飾っていましたが、出演しなかった理由はなんなのでしょうか。
パグ犬のフランクについて知りたい人はこちらをどうぞ。
まとめ
今回は、
●映画「メン・イン・ブラック3」中華料理店・厨房の人面の魚とは?
●映画「メン・イン・ブラック3」中華料理店・厨房の人面の魚は実在する?
●映画「メン・イン・ブラック3」ブロブフィッシュは食べられるの?
これらについてまとめました。
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