映画「ミックス。」の作中で、「チョレイ」とう言葉使われるシーンがありますね。

 
富田多満子(役:新垣結衣)と萩原久(役:瑛太)が、中国料理屋の楊(役:蒼井優)と張(役:森崎博之)とミックスで対戦している時です。

 
作中で使われたチョレイの意味が気になりますね。

 
今回は、映画「ミックス。」で使われた「チョレイ」の意味について深堀りをしていきます。

映画「ミックス。」でのチョレイのセリフの意味は?

映画「ミックス。」でチョレイのセリフが使われるシーンは?

 
ミックスで「チョレイ」の言葉が出てくるのは、物語中盤の練習シーンです。

 
多満子・萩原と楊・張のミックスで対戦をした時、使われていましたね。

 
1回目の試合で、楊と張は練習試合といえども本気の様子であり、得点が決まるたびに、

 
チョレェェェェーーーイ!!!!

 
チョレイィィィ!!!

 
という具合に大声をあげていました。

 
中国人を演じる2人(蒼井優、森崎博之)はご存知の通り、日本人ですが、本当の中国人かと思うくらい演技が抜群でしたね。

 
2回目(=最後)の試合では、多満子と萩原は楊と張に勝利をしますが、最後に萩原がスマッシュを決めた後に多満子と2人で

 
チョレイ!!!

 
と声を揃えて、使っています。

 
ただ、そのまま練習の疲れで床に寝転んだ後、

 

萩原「チョレイって何・・・?」

多満子「・・・知らないっ・・・」

 
という、会話を交わしており、当の本人たちも意味はよくわかっていないようでした。

 
楊と張が使っており、ずっと練習をしてきたから、自然と出た言葉なのでしょう。

 
では、「チョレイ」とはどんな意味なのでしょうか。

映画「ミックス。」でのチョレイの意味は何?

実はこの「チョレイ」という言葉には明確な意味はありません。

 
中国語では、喜びをあらわす言葉にチョレイと発音するものはなく、下記の言葉が一般的です。

 
「わーい!!」→哇
「やったー!!」→做到了、成功了
「嬉しいー!!」→我很高兴

 
ただ、言葉のルーツをたどっていくと、2004年アテネ五輪、2008年北京五輪と2大会連続で金メダルに輝いた中国の英雄・馬琳(ば りん)選手が最初に使用したといわれています。


 
馬琳選手のプロフィールはこちら(↓)

名前馬琳
読み方ば りん
国籍中国
生年月日1980年2月19日
利き腕
世界ランク最高1位(2002年10月)
オリンピック04アテネ(金)、08北京(金)

 
馬琳選手は2000年頃から引退した2014年までのおよそ14年間、ポイントを上げるためにチョレイと叫んでいたようです。

 
馬琳選手は2大会連続の金メダリストであり、技術面だけでなく、そのパフォーマンスも注目されていたことでしょう。

 
馬琳選手がチョレイを使い出したことで、周囲の憧れを持った選手たちも真似して使い出した・・・という可能性は十分にありえます。

 
詳細は後述しますが、日本の張本智和選手もチョレイを使っていますね。

 
言葉の意味の推測になりますが、「物や能力が出てくる」という意味の中国語に「チュライ(出来)」と言う言葉があります。

 
チュライが少し変形をして、チョレイとなった可能性はあり、日本語でいう「やった」「よっしゃ」と言う意味があるのではともいわれています。

 
日本でも英語の「do not mind」(=気にしない)を「どんまい!」と和製英語に変えてしまっており、同じような感じで「チョレイ」も浸透していった可能性はゼロではないでしょう。

チョレイと叫ぶメリットはあるの?

映画「ミックス。」や実在する選手も使われている「チョレイ」ですが、メリットはあるのでしょうか。

 
現時点でいわれているのは、

 
・大きな声を出すことでモチベーションを維持する
・相手選手への牽制や威嚇
・自分の集中力と調子を維持する
・試合のプレッシャーを緩和させる

 
という意味があります。

 
得点を決めるときに使用するのが通常であり、そう考えると上記4つはあながち間違っていないと思われます。

映画「ミックス。」でのチョレイのセリフは張本智和の方言?

日本の張本智和選手も、得点後に「チョレイ!!!」と大きく叫ぶことで有名ですね。

 
張本選手は2003年生まれながら、すでに日本の卓球界を背負い人材です。

 
2018年のITTFワールドツアーグランドファイナル男子シングルスでも世界史上最年少となる15歳172日での優勝を果たしています。

 
世界ランキングでも最高3位と日本を代表する若き逸材です。

 


 
張本選手のプロフィールはこちら(↓)

名前張本智和
読み方はりもと ともかず
国籍中国→日本(2014年帰化)
生年月日2003年6月27日
身長175cm
体重64kg
利き腕
世界ランク最高3位(2019年1月)

 
しかし、そんな張本選手も、なぜチョレイを使っているのか、明確な理由はないと公言しています。

 
幼稚園時代からチョレイと叫んでいたようであり、本人も無意識のうちに使っていたようです。

 
実際、日本のメディアから「なんでチョレイを使っているのか」という質問を聞かれ、

 

「愛ちゃんの『サー』と同じく、言葉に意味があるわけではないんです」

「勝ちたい時や点数を取った時に、大きな声を出すことで自信がついたんです。」

 
張本選手は両親がともに中国人であり、2014年春に父と妹ともに帰化をしています。

 
幼稚園時代は中国国籍になるため、前述した中国の英雄・馬琳選手の真似を無意識にしていた・・・という可能性はゼロではないでしょう。

 
ただ、張本選手もチョレイは中国語ではないことを話しており、一体何語なのかといのは、今後も明らかにならないかもしれません。

新垣結衣と張本智和のチョレイはどっちが先?

実は、映画「ミックス。」でチョレイが使われたのは、日本にチョレイが浸透する前の話です。

 
時系列を明記すると、下記になります。

 
・2017年2〜3月
映画「ミックス。」撮影期間
 
・2017年6月
世界選手権にて、張本選手がリオ五輪銅メダル・水谷選手を破る
→チョレイが一気に広がる
 
・2017年10月21日
映画「ミックス。」公開日

 
張本選手は一気に世の中の注目を浴びたのは、2017年6月にリオ五輪・銅メダルの水谷選手を破ったときでしょう。

 
一方で、ミックスは映画公開は2017年10月ですが、撮影期間は同年2〜3月。

 
日本にチョレイが浸透する前に、新垣結衣さんたちは使っていたようです。

 
どこから言葉を調べてきたのかは謎ですが、中国人関係者から母国では・・・という話があったようでうs。

 
ミックスの監督である石川さんもインタビューで下記のように答えています。

 

後は「チョレイ!」も入っています。撮影は2月だったので、世界卓球で張本選手の「チョレイ!」有名になる前だったのですが、中国人選手は「チョレイ」を言うみたいで。

それも盛り込んでいます。まさか撮影後にあそこまで「チョレイ」が流行るとは…(笑)。

実際に中国語監修の人に聞いても「チョレイは意味がない」っていうのも面白かったですね。

 
映画には日本で実績のある卓球選手も実名で登場しています。

 
・石川佳純
・水谷隼
・伊藤美誠
・木造勇人
・吉村真晴
・浜本由惟

 
残念なことに、張本選手の出演はなかったですが、次回作があれば登場することは間違いないでしょう。

まとめ

今回は、

 
●映画「ミックス。」でのチョレイのセリフの意味は?
 
●映画「ミックス。」でのチョレイのセリフは張本智和の方言?
 
●新垣結衣と張本智和のチョレイはどっちが先?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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