山崎豊子さんの小説「白い巨塔」が、2019年に再びドラマ化することが決まりました。
作中では主人公・財前五郎の医療ミスを巡り医療過誤裁判が行われますが、そこで登場するのが関口仁弁護士です。
隠蔽する医局側に対して真っ向から立ち向かう関口弁護士は非常にかっこいいですね。
他にも、2003年版にあった東佐枝子との恋愛関係についても、2019年ではどうなるのか、気になります。
今回は白い巨塔に登場する関口弁護士について深堀りをしていきます。
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この記事の目次
【白い巨塔】関口弁護士がかっこいいと話題!
白い巨塔に登場する関口弁護士は非常にかっこいいです。
関口弁護士は大阪市内で法律事務所を経営する弁護士であり、作中では医療ミスで亡くなった佐々木庸平とその遺族側の弁護士をします。
かっこいい理由は、正義感溢れる姿勢で医局側の隠蔽を次々に暴き、裁判に立ち向かう点でしょう。
結果や詳細についてはネタバレのため割愛しますが、白い巨塔の中では数少ない隠蔽嫌い、真実を求める人であることは間違いありません。
原作・ドラマ双方で設定は変わっておらず、報酬を度外視して依頼者のために奔走する姿はかなりの共感を生みだしています。
他にも、自ら医学を学び、医者の厚い壁に阻まれながらも証人や鑑定人を探すあたりがかなりグッとくる読者や視聴者も多いでしょう。
特に、描かれ方が若干異なっていますが、大ヒットした2003年ドラマでは視聴者の反響が非常に大きく、好評でした。
当時関口を演じた上川隆也さんの迫力ある演技が注目されていましたね。
小説では表現できない表情や声のトーンなど細かい部分まで描かれていました。
原作では比較的大きな事務所で描かれていますが、2003年では大手事務所から独立するも、裁判に連敗続きで廃業を決意していた設定です。
廃業寸前であったため、事務所も汚れており、役を演じ上川さんも無精髭を生やして役作りに徹していました。
関口弁護士は医療裁判を主に手がけいる人物であり、医局の黒い部分を見てきた経験から「医者は最低だ」との自論を持っていました。
当初は自身の借金返済のために佐々木からの依頼引き受けますが、遺族側につく東佐枝子と里見助教授らに心を動かされ、裁判に向き合うようになっていきます。
もともとは熱心な弁護士が一度は自暴自棄になりながらも、再び弁護士としての自信と誇りを取り戻していく様子は、見てて気持ちが良いものでした。
また、最初は投げやりな遺族対応も、最後は細かい部分まで丁寧に接していましたね。
上川さん演じる2003年の関口弁護士についてはネット上でも下記の声が上がっています。
関口弁護士かっこいい…#白い巨塔だいすきおじさん pic.twitter.com/GMIVxLpfvM
— うららかさん (@ulalacasan) May 4, 2019
改めて見てると、関口弁護士もステキなんだよな~。上川さんはこの手の役やらせたらピカ一だわ✨
— くるみ (@0oobaby) August 14, 2018
白い巨塔の関口弁護士かっこいいよな。上川さんがやってる怖くない方の弁護士さん……榛名先生は怖かった
— Amou (@jaFfF2Mx4MTCTPV) February 12, 2018
一方、2019年ドラマでは全5話で完結してしまうため、シーンが限られてしまうでしょう。
2003年は全21話があり、医療過誤の裁判を描いた第2部だけも11話ありました。
特に、2003年では関口弁護士自身の内面についても描かれていますが、2019年では放送時間の都合から、そこまで余裕はないと思います。
2019年で演じる斎藤工さんの外見も非常に綺麗な雰囲気であり、上川さんが演じた際の「廃業寸前」のシチュエーションはなく、原作通り大手裁判所を経営しているか、その従業員である設定でしょう。
【白い巨塔】2003年ドラマでは関口弁護士は東佐枝子が好きだった
[the_ad id="5494"]2003年ドラマ「白い巨塔」では、関口弁護士と東佐枝子の恋仲についても描かれていました。
東佐枝子とは、浪速大学医学部第一外科・教授であり、財前の師匠です。
佐枝子は東の娘ですが、医学の道へは進まず、自分で就職先を探しているという設定でした。
そこで佐枝子が関口弁護士の事務所へ面接へ来たことで2人は出会います。
作中では目の前の医療過誤裁判があるため、当たり前ですが、2人がデート等する恋愛系のシーンはないものの、大きな案件を協力して進めていく中で、関口弁護士は佐枝子へ想いを寄せていきます。
一方で、2019年ドラマでは2人の関係がどうなるか、そもそも関わることになるかは不透明です。
2019年ドラマでは、佐枝子は浪速大学病院図書館の司書として働いている設定です。
原作や2003年で佐枝子が関口に協力できたのは、①東教授が浪速大学から退官(=病院とは無関係)、②大学院卒業を控え就職先を探している、という2つが重なったからです。
しかし、2019年ドラマではがっつり病院図書館で働いており、病院側に不利なる遺族側の弁護へ回るのは不自然な設定になりますね。
佐枝子が、病院図書館を退職→関口弁護士に協力、という流れも考えられなくないですが、展開が読めませんね。
2003年の結末は、最後は関口弁護士が佐枝子に対して、事務所を辞めるように伝えます。
ただ、言い方や意味するものは非常に前向きなものあり、
「君と一緒にいるのが苦しいんだ」
「あなたがいなければ僕はここまで戦うことはできませんでした」
と、想いを告げた後、
「君のような将来のある人をこんな所に留めておけない。ありがとう」
と別れていくのです。
理由は、関口が佐枝子を好いていたのに対し、佐枝子は里見のことが好きでした。
完全に三角関係です。ただ、里見は既婚者で子供もおり、2人が結ばれることはありませんでした。
2019年は放送時間が限られているので、どこまで描かれるのかは定かではないですが、非常に気になるポイントではありますね。
佐枝子は作中で里見の医師としての姿勢に惹かれていき、徐々にそれが恋愛感情につながっていきます。
里見も結婚をしていながらも、まんざらではないよう感じで話が進んでいきますね。
里見に関しては下記に性格をまとめています。
「嫌い」「うざい」「偽善者」という声もありますが、実際はどうなのでしょうか。
【白い巨塔】関口弁護士の歴代俳優まとめ
最後に、白い巨塔の関口弁護士の歴代俳優を記載していきます。
1979年には「アタックチャンス!」の児玉清さんが演じられているなど、良い人・誠実な人というイメージのある俳優さん揃いです。
正義感溢れる弁護士という設定のため、キャスティングも影響されたのでしょう。
鈴木瑞穂(映画)
渥美国泰(1967年)
児玉清(1978年)
昨日、白い巨塔を見たけど
このシーン、タイムショックとアタックチャンスの対決だよね。
田宮二郎はアタックチャンス!!
児玉清はタイムショック!!って言ってたら面白い。 pic.twitter.com/3gsCGHvuuH— 👦🙋🍮PurinAtumi🍮🙋👦 (@Fan2100) February 11, 2019
江藤潤(1990年)
上川隆也(2003年)
スカパーで白い巨塔やってるけど、白い巨塔の上川隆也かっちょええよな〜。 pic.twitter.com/0KADC8efWk
— ジュ (@love_clips) August 3, 2015
斎藤工(2019年)
\✨ #白い巨塔 キャラクター紹介✨/
✔️関口徹 【 #斎藤工 】
関口法律事務所・弁護士。佐々木家の代理人を務める。#真実を追求する実力派若手弁護士👏#テレビ朝日 #開局60周年記念#5夜連続 5/22〜26#山崎豊子 #岡田准一 pic.twitter.com/hR4R8AYcVF
— テレビ朝日『白い巨塔』【公式】アカウント (@shiroikyotou_ex) April 6, 2019
まとめ
今回は、
●【白い巨塔】関口弁護士がかっこいいと話題!
●【白い巨塔】2003年ドラマでは関口弁護士は東佐枝子が好きだった
●【白い巨塔】関口弁護士の歴代俳優まとめ
これらについてまとめました。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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