2017年3月10日に公開された映画「キングコング:髑髏島の巨神」。

 
キングコングはもちろん、迫力ある生物の登場に驚いた人は多いでしょう。

 
特に髑髏島で最強のスカル・クローラーに注目した人は多いと思います。

 
「どこかで見たことがあるな」と感じた人もいるようで元ネタが気になりますね。

 
今回は、映画「キングコング:髑髏島の巨神」に登場するスカルクローラーの元ネタについて深堀りをしていきます。

映画「キングコング:髑髏島の巨神」スカル・クローラーの元ネタはエヴァのサキエル?

映画「キングコング:髑髏島の巨神」スカル・クローラーの元ネタについて記載していきます。

 
スカル・クローラーの元ネタキャラクターは、一部では新世紀エヴァンゲリオンに登場する「サキエル」ではないかといわれています。

 
サキエルの画像はこちら(↓)

サキエルは新世紀エヴァンゲリオンに登場する使徒(=敵キャラ)です。

 
名前の由来はユダヤ・キリスト教伝承の水を司る木曜日の守護天使サキエルからだそうです。

 
四肢を持つ人型ですが、首がなく、手足の部分が異様に長いのが特徴です。

 
スカル・クローラーとサキエルを比べると下記点が似通っていますね。

・敵キャラ
・表情が読めない顔
・全体的な線が細い
・手が非常に長い

 
大きさについては、スカル・クローラーは体長3.65~28.95m、体重40~100t。

 
コングと戦っているスカル・クローラーは体長・体重ともに最大と考えて良いでしょう。

 
一方、サキエルは体長40m〜200m(体重は不明)とされており、サキエルの方が大きいです。

 
キングコングとエヴァンゲリオンでは設定が異なりますので、容姿をモチーフにされています。

 
サキエルは他にも、

 
・手からビームを発する
・国連軍最終兵器でも死なない
・飛ぶことが可能
・泳ぐこともできる
・学習能力機能を持っている

 
非常に強いキャラクターであり、能力設定こそ違いますが、作中最強の部類という点ではスカル・クローラーも同じです。

 
実は、「キングコング:髑髏島の巨神」のジョーダン・ボート=ロバーツ監督は日本の特撮が非常に好きなようです。

 
日本での記者会見の席では、スタジオジブリからゲーム「ワンダと巨像」の話を盛り込むなど、非常に深く研究をされているそうです。

 
ロバーツ監督は下記のコメントを残しており、しっかりと「エヴァンゲリオン」と口にしています。

 

「僕みたいな“少年”に数百万ドル与えるとこんな映画ができるんだよ、っていう作品さ。

自分が子ども時代に触れてきた文化を、ゲロを吐くみたいに全部ぶち込んである(笑)。

コングの戦いも、サルみたいなものじゃなくてエヴァンゲリオンのようなメカ的な戦い方だから、非常に俊敏でスタイリッシュなものになっていると思うよ!」

 
キングコングやスカル・クローラーの動きについては、エヴァンゲリオンのような俊敏な動きは出すためにCGアニメーションを使ったそうです。

 
モーションキャプチャーでは細部まで表現できないため、こだわりを持ってCGで演出をされているそうです。

 
ロバーツ監督のエヴァ発言、そして、実際にサキエルにそっくりなことからも、スカル・クローラーの元ネタが判明しましたね。

スカル・クローラーの元ネタのキャラクターまとめ

「キングコング:髑髏島の巨神」に登場するスカル・クローラーには、映像を見た人からは別のキャラクターにも似ているという声があがっています。

 
一つ目は上記でも説明した通り、エヴァンゲリオンのサキエル。

 
これ以外にも、

 
・カオナシ(千と千尋の神隠し)
・カラカラ(ポケットモンスター)

 
この2つのキャラクターがモチーフにされているようです。

「千と千尋の神隠し」カオナシ

カオナシとは映画「千と千尋の神隠し」のキャラクターです。

 
映画の独自の設定に基づくキャラクターであり、「己」の存在を持たず、自分が呑み込んだ人の声を借りて話ことしかできません。

 
そのため言葉も「あ・・・」「え・・・」であり、表情もなく、動きもほぼありません。

 
スカル・クローラーとの共通点でいえば、

 
・無機質な表情
・細長い状態での動き
・怒ると手のつけられない最強感

 
ではないでしょうか。

 
カオナシは映画の中ではラストシーンで暴走をし始め、あらゆる人・ものを呑みこもうと図体を大きくして動き回ります。

 
その際にカオが大きく、胴体は細くてクネクネしており、その動きがスカル・クローラーに似ていますね。

 
また、怒ると暴走してしまい、誰も手につけられないという部分も共通しています。

 
ロバーツ監督は、サキエルに加えて、カオナシもモチーフにしていると話しており、この2体については間違いなさそうです。

 

ヴォート=ロバーツは「恐竜やエイリアンみたいなのは嫌だった」と打ち明け、具体的に「宮崎駿さんの作品に出てくるキャラクターをイメージしました。

スピリチュアルで美しく、パワフルで恐ろしい。そんな存在にしたかったのです」と説明。

また「千と千尋の神隠し」のカオナシと「新世紀エヴァンゲリオン」の使徒・サキエルをモチーフにしたというクリーチャーの話も。

「ポケットモンスター」カラカラ

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#カラカラ

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3つ目のキャラクターとしては、ゲーム・アニメの「ポケットモンスター」に登場するカラカラです。

 
カラカラは高さ0.4m、重さ6.5kgの小さなポケモンです。

 
タイプはじめんタイプと土系の技を使いますね。

 
カラカラはガラガラの進化前のポケモンであり、強さよりも可愛さ重視のイラストになっています。

 
「たまに親を失った悲しみを思い出し、その寂しさから大声で泣くという」という設定もあり、性格や作中でのポジションはスカル・クローラーとはかけ離れています。

 
しかし、唯一に似通っているのは、その容姿。

 
スカル・クローラーとカラカラは頭の形が似ていますね。

 
スカル・クローラーは胴体はグレーですが、頭の部分が若干白く、他の部位よりも硬そうです。

 
ここはカラカラが骨の被り物をしている点と共通しています。

 
そして、スカル・クローラーとサキエル、カオナシ、カラカラを比較した画像は下記になります。

 
アニメーションの違いはありますが、並べてみると顔の作りや雰囲気が似ていますね。

 

スカルクローラーが後ろ足のないオオトカゲと似てる理由は?

「キングコング:髑髏島の巨神」のスカル・クローラーは、「後ろ足のないオオトカゲ」ともいわれています。

 
そもそも、キングコングは「キングコング:髑髏島の巨神」で通算8作品目の映画になります。

 
最初に映画化をされたのは1933年であり、その時にすでに「後ろ足のないオオトカゲ」と呼ばれ、キングコングと対決する生物がいるのです(↑)

 
これまでスカル・クローラーは○○と似ている・・・という話をしていますが、時系列では逆になります。

 
1933年の段階でスカル・クローラーの前身の「後ろ足のないオオトカゲ」が登場し、その後にエヴァンゲリオン、ポケモン、千と千尋の神隠しが世に出ていますね。

 
もしかしたら、サキエル、カオナシは「後ろ足のないオオトカゲ」からインスパイアされて登場した可能性もゼロではありません。

 
話を整理すると、「キングコング:髑髏島の巨神」のスカル・クローラーはもともとは「後ろ足のないオオトカゲ」という原型がありました。

 
そして、それを現代風にするにあたり、サキエル、カオナシ、カラカラの良い部分を取り込んで、映画で登場したわけです。

 
時代を超えて元ネタが連鎖していき、時代ごとに適したキャラデザインが完成しているようですね。

まとめ

今回は、

 
●映画「キングコング:髑髏島の巨神」スカルクローラーの元ネタはエヴァのサキエル?
 
●スカルクローラーの元ネタのキャラクターまとめ
 
●スカルクローラーが後ろ足のないオオトカゲと似てる理由は?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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