近年、各高校で地毛証明書」が必要なケースがあるそうです。

地毛証明書とは、読んで字のごとく「地毛」を「証明」する「書面」のことです。

最近では、東京の都立高校の約6割でこの地毛証明書が必要なようであり、物議を交わしています。

校則違反の髪型をしていれば高校はしっかりと注意を促せるため、「必要あり」と判断する高校も多いようです。

この「地毛証明書」は病院や美容院で発行できるのでしょうか。書き方やテンプレートも気になりまね。

今回は地毛証明について深掘りをしていきます。
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地毛証明書とは何?

地毛証明書とは何か、確認していきましょう。

地毛証明書とは?
生徒が校則で禁止されている頭髪の染色・パーマをしているか否かを見分けるために、一部の高等学校が導入している書類。

書類の名称や書式は各校で異なるが、多くは保護者が生徒の頭髪について生まれつきの色や縮れ・カールの有無などを記入し、押印する形を取っている。

内容の裏付けのために生徒の幼児期の写真を添付させるケースもある。

2017年4月、東京都の全日制都立高校の約6割が一部の生徒から入学時に同書類を提出させているという調査結果が報じられ、賛否を巻き起こした

地毛証明書とは、地毛であることを示す書面です。

都内の高校の約6割が入学時の生徒に提出を求めていた事例もあり、近年になり多くの高校で提出を慣習をしているようです。

都内だけでなく、埼玉県でも導入しているようであり、頭髪に関する校則がある高校には今後も浸透していくと思われます。

都立高校は基本は髪の毛を茶色に染めることやパーマを禁止しています。

一方、生まれつき髪の毛が茶色の人や天然パーマの人もいます。

学校側のメリットをあげれば、本来生まれつきの髪色・髪質を注意することを避け、一方で意図的に染めている人やパーマをあてている人などを指導することができます(↓)

特に、本来生まれつきの髪色・髪質が厳しい指導にあうのはおかしいため、生徒側にしてもメリットはあります。

全生徒が出す必要があるものではないが、あまりに外見上不自然であれば学校側から提出を求める場合もあるという。

証明できれば「地毛証明証」というカードが発行され、染髪やパーマなどをしていると思った教師が頭髪指導をしようとした場合でも、「証明証」を見せることで指導を受けずに済む。

「手を加えていない地毛でさえあれば、かなり明るい茶色であっても認めています」という。

個人的には、生まれつきで茶色やパーマの人が無駄に注意されないことを考えれば提出はあって良いと思います。

近年になり、ハーフやクォーターの生徒も増えていると予想されるた、指導の有無を明確にする意味でもこれ自体には賛成です。

本来であればそのあたりの感覚(例えば、赤髪って世間的にちょっとずれているよね)とかはモラルでまとめるのが理想ですが、それができないから規則で縛っているんでしょうね。

地毛証明書は病院や美容院で発行してくれる?

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では、地毛証明書はどこで入手することができるのでしょうか。

病院や美容院で発行してくれるのでしょうか。

地毛証明書の作成や提出については、主に、下記2パターンです。

①美容院で発行してもらう
②自宅で作成する

注意点は、病院や役所では発行してもらうことができないことです。

そのため、選択肢は「美容院で発行」か「自宅で作成」のどちらかになります。

いずれにせよ、

・「美容院で発行」の証明書を提出
・「自宅で作成」の証明書を提出
・「美容院で発行」と「自宅で作成」の2つを提出

の3パターンになります。

基本的には、自宅で作成をして、親の署名・捺印があれば問題ないようですね。

ある高校では、①乳児期の髪の毛が確認できる写真、②親の署名・捺印の2点でことが足りるようです。

そもそも、美容院では明らかに染めている場合を除き、地毛かどうかなんてわからず、結局は本人の申告ということになります。

病院で検査をすれば判断できると思いますが、都立高校に校外で費用を支払えと強制することはできません。

ただ、何が必要かは各高校によって異なるため、校則に従って提出をする必要があります。

地毛証明書を美容院で発行する場合

地毛証明書を美容院で発行する場合について解説していきます。

こちらは費用はかかりますが、美容院に行けばその場で発行をしてくれます。

ただ、書面は高校指定のものになることが多いため、

「学校で証明書フォーマットをもらう→美容で詳細を記入してもう」

このようなケースが多いです。

学校により必要な項目は異なりますが

・美容院の名称
・担当者の名前
・領収書

これら3つを求められるケースがあります。

地毛証明書を自宅で作成する場合

美容院ではなく、自宅での地毛証明書の作成で問題ない高校もあります。

自宅で作成する場合は、

・高校指定の書面・フォーマット通りに記載
・指定用紙はなくどんな書面・フォーマットでも良い

この2パターンになるでしょう。

高校指定の書面・フォーマット通りに記載する場合は、各項目について素直に記入をしていきましょう。

少し困るのが、指定用紙はなく、どんな書面・フォーマットでも良いので提出が義務付けられている場合ですね。

この場合は自分で用紙を作成する必要があるため、書面を取得するところから始めなければいけません。

地毛証明書の書き方とテンプレートについてお困りの人に向け、下記に記載しますね。

地毛証明書の書き方とテンプレートは?

それでは、自宅で作成する場合の地毛証明書の書き方とテンプレートについて記載していきます。

地毛証明書については基本的に下記3つのパターンになります。

・署名のみ記入
・頭髪の状態を記入
・幼少期の写真を添付

以下、それぞれのテンプレートを記載していきます。

署名のみ記入

署名のみ記入場合は下記になります。

もっとも簡単な提出方法ですね。

生徒ではなく保護者の署名と捺印が必要になります。

頭髪の状態を記入

現在の頭髪の状態を記入する場合です。

最初に何が地毛かを明記すれば、あとあとに問題なることも少なくなります。

この場合は提出時の頭髪の色やパーマについて記載します。

生徒ではなく保護者の署名と捺印が必要になります。

幼少期の写真を添付

幼少期の写真を添付する場合です

過去と比べても同じ髪質であることを証明するパターンです。

ただ、幼少期といっても、何歳の写真が必要かなど、細かい部分は学校側にヒアリングする必要がありますね。

生徒ではなく保護者の署名と捺印が必要になる場合があります。

地毛証明書に対して世の中の反応は?

賛否両論が分かれるこの地毛証明書。

面倒だ!と思う人がいる一方で、地毛を証明することで守られる人もいると主張もありますね。

高校の時、色素が生まれつき薄くて、超色白で髪が赤っぽいおとなしい子が、1:9分けの先生に「黒く染めろ!」って言われて可哀想だった。
ちなみに校則では染毛禁止。勝気な子には何も言わないのにね。
おかしい大人に限って偉そうなのはなぜなんだろう・・・。

たまに地毛が黒髮で茶髪にしてるやつが偽ってることもあるから、しょうがないんじゃない?
真面目なやつが損する世の中なんだよ。

ここにも日本の教育の息苦しい管理教育の一端がのぞけます。ちなみにわが中学校では、昼休みに生徒交流させると、問題が発生するとのことで、生徒を教室に閉じ込めてます。すごいでしょ。北海道です。調べてみてください。

37年も前の都立高校生時代、同じような申請書を書かされたわ。
わざわざ写真屋を呼んで正面、側面と2枚写真を撮られました。
この時代、今でもそんなことしてるなんて…。
呆れたわ。

どうしてこう「横並び」「画一」「出る杭を打つ」が好きなんだろうねこの国の教育機関は。

髪型なんて自由にすればいいじゃん

昭和初期の頃~現代にかけて、坊主ばかりだったのが、男の長髪からツーブロックだとかボブだとかいろんな髪型が時代や文化とともに、
変化し種類が増えた。なのにいつまで、髪が耳に掛かるの禁止だとか言ってんだ。いつの時代の価値観だよ 時代は進んでる
髪型の種類はどんどん増え進歩しているのに、「髪型は昔の男女らしさのままに統一しなさい」 おかしいだろ

上記のコメントは全て外部URL(https://headlines.yahoo.co.jp)から引用しています。

まとめ

今回は、

●地毛証明書って何?どれくらいの高校で導入しているの?

●地毛証明書は病院や美容院で発行してくれる?

●地毛証明書に対して世の中の反応は?

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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