メンインブラック3|グリフィンが大佐に見せた未来は?内容について考察

2012年5月25日に公開された映画「メン・イン・ブラック3」。

作中では、J(ウィル・スミス)と若い頃のK(ジョシュ・ブローリン)がアポロ11号の発射台でボリスを撃破しますね。

その前段階で、JとKとグリフィンの3人でアポロ11号の元へいったら、進入禁止区域であるため、警備にあたる軍に捉えられてしまいます。

グリフィンがジェームズ・ダレル・エドワーズ大佐に未来を見せて、協力的になりますが、どんな内容だったか気になりますね。

今回は、映画「メン・イン・ブラック3」でのグリフィンが大佐に見せた未来の内容について深掘りしていきます。

映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンが大佐に未来を見せる

映画「メン・イン・ブラック3」では、グリフィンがジェームズ・ダレル・エドワーズ大佐(以下、大佐)に未来を見せて、ボリスを追撃する協力を仰ぐシーンがありました。

前段として、J、若い頃のK、グリフィンの3人でアポロ11号の発射にともなう進入禁止区域に入ってしまい、軍の警備隊に確保されてしまいます。

最初はJとKはニューラライザーを使用して、アポロ11号の発射台へ案内することを試みますが、グリフィンが、

「真実を語ったときのみ、シールドを張れる。真実が道をつくるんだ」

という言葉を信じて、正直に事態を進言します。

しかし、あたり前ですが、Jの熱意ある説明も軍人には理解できず、3人はあっけなく確保されてしまいます。

確保された3人の前に現れたのが大佐でした。そして、グリフィンが記憶を書き換える下記シーンとなります。

大佐「人類の偉業が達成されるという日に発射場に進入か。神と全人類、私の息子も怒る」

(略)

K「私は未来から来た彼と、ロケットの先にそれをセットして世界を救うんです」

大佐「(車の中に)ブチ込め」

グリフィン「大佐!」

グリフィンが右手で大佐の左腕を掴み、未来を見せる。

(大佐の目が青くあり、ボォーと遠くを見つめる)

大佐「伍長!お前たちは先に引きあげろ。行け!・・・・案内する」

J(グリフィンに小声で)「未来を見せのか?」

グリフィン「必要最低限ね」

このようなセリフのやりとりがあり、グリフィンが大佐に対して未来を見せたことは確実です。

そして、その未来に危機的状況を感じた大佐は、JとKを発射台へ案内するのです。

映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンが大佐に見せた未来は?

では、実際にグリフィンは大佐に対して、どんな未来を見せたのでしょうか。

いくつかの意見をまとめると下記3つのパターンのどれかでしょう。

①ボリスが登場して地球が侵略される未来 ②ボリスは登場していないけど地球が侵略されていく未来(息子の死) ③ボリスも地球侵略もないけどアポロ11号が上空で爆発する未来

①ボリスが登場して地球が侵略される未来

1つ目は、ボリスが登場して地球が侵略される未来です。

ボリスがKとJからアークネットを奪い、地球にはどんどんエイリアンが侵略してくる・・・・という内容です。

ただ、個人的にはこの説はないと思います。

理由は、

・エイリアンを信じていない人にボリスを見せても効果が少ない
・エイリアンに対してリアリティがないため驚きが少ない

この2点です。

グリフィンから未来を見せられたとしても、それが未来だと信じるために現実的なものでなくてはなりません。

確かにエイリアンは脅威ですが、一般人の人は見たことがないため、結局ボリスの姿を見せたとしても、

「こんな怪獣の姿を見せて、やっぱりこいつらは怪しすぎる!」

と思うのが大方の意見だと思います。

②ボリスは登場していないけど地球が侵略されていく未来(息子の死)

2つ目の理由は、ボリスは登場していないけど地球が侵略されていく未来であり、そこで息子(=幼い頃のJ)が死んでしまう未来です。

つまり、エイリアンこそは見ていないけど、地球上の建物がどんどんと破壊され、地盤沈下も起こり人が落ちていく・・・さらには、息子が死んでいる姿。

個人的にはこの2つ目のパターンが有力です。

グリフィン自身が「必要最低限」という言葉を使っているため、最小の映像で最大の効果があるものといえば、やはり身内の死、グリフィンにとっては息子(J)でしょう。

大佐は登場した瞬間に「私の息子も怒る」となぜ息子というほど子煩悩であり、さらには、発射場に息子を招待しているのです。

そう考えると、グリフィンが見せた未来は地球が破壊されていて、息子も死んでいる・・・というグリフィンにとって"信じたくないけど、起きたら絶対嫌な未来”の一部を見せたのだと思います。

③ボリスも地球侵略もないけどアポロ11号が宇宙で爆発する未来

3つ目は、ボリスも地球侵略もないけどアポロ11号が宇宙で爆発する未来です。

アークネットを手にしたボリスが、宇宙から仲間を呼び寄せて、宇宙でアポロ11号を破壊。

アポロ11号を破壊する理由は、同じような手段でバリアを張られる危険を少しでも解消するためです。

宇宙船そのものが破壊されるのは大佐の責任の範囲外ですが、宇宙船が破壊されたことで船員が死んでしまうことを考えれば、通さざるを得ないと考えた・・・という可能性もあります。

以上の3点になります。

先ほども述べましたが、最も有力なのは②の説でしょう。

グリフィンが見せた未来で大佐は唖然としており、かなり現実的な出来事として認識したはずです。

そこでエイリアンという見たこともない(彼らにとって)非現実的なモノを見せるより、地球が破壊されていき息子や肉親が死んでいく姿の方がより信じやすいと思います。

映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンは最後に大佐と別れる

大佐に未来を見せたグリフィンはその後、大佐、J、Kへ帯同することなく、その場から立ち去ってしまいます。

これについては、先を見たくないと下記のシーンで述べています。

グリフィン「ボクはここで別れる」

J「一緒に来い」

グリフィン「ボクはもう必要ない」

J「バカいうな」

グリフィン「ボリスは腕を失い、Kは生き延びて君にあったことを忘れる」

J「それですべてリセットされる?」

グリフィン「その後、すぐに元の未来へ帰れ」

(Jは頷き、Kの元へ向かう)

グリフィン「この先は見たくない・・・」

なぜ、グリフィンはこの場で別れてしまったのでしょうか。

確かに戦闘面で強くないため、その場から離れたかったという本音もあるかもしれません。

しかし、「この先は見たくない・・・」の後に少し涙ぐんでおり、これにはグリフィンに見えている有力な2つの未来を、現実の目で見たくなかったからではないでしょうか。

2つの有力な未来とは、

①Kが死亡してボリスが地球を侵略する(あるいは、Kは死んだけどJがボリスを倒す)
②大佐が死亡してボリスがKに撃破される

グリフィン自身、前日にJと下記の会話をしています。

J「頼むよ、Kを死なせない未来はないのか?」

グリフィン「ある。だが、1つの死を救うと、別の死が生まれる」

つまり、どっちに転んでも死者が出てしまうというわけです。

これらの結末は、グリフィンがいう”あらゆる可能性の中の一つ”に過ぎませんが、あの状況下ではかなり確率の高い未来だったのでしょう。

グリフィンはもともと戦闘を好まない温和なエイリアンであり、死人が出て悲しむのはわかっているのに、それをあえて見るようなことはしたくないと思ったのでしょう。

そこであの場所から離れて、静かに未来を見守ったのだと思われます。

今作では、JだけがKの記憶があるため物語が進みます。

Jの記憶が書き換えられなかった理由について詳しく知りた人はこちらをどうぞ。

まとめ

今回は、

●映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンが大佐に未来を見せる

●映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンが大佐に見せた未来は?

●映画「メン・イン・ブラック3」グリフィンは大佐の死をすでに知っていた?

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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