「わたし、定時で帰ります。」通称、「わた定」で謎めいた登場人物がいますね。

 
ドラマでは桜田通さんが演じている、という役です。

 
相関図では主人公・東山結衣へ情報提供をしているようですが、どのような役柄なのでしょうか。

 
今回は「わた定」の愁について調べてみました。

 
 

わた定 愁は何者なのか?

東山に情報提供

ドラマの相関図では、愁は主人公・東山結衣へ情報提供するとしか記載されていません。

 
その存在は謎めいていますね。

 
原作の登場シーンも、伏線を張るような形で名前が出てきます。

 
東山は夕食を食べながら、スマホを操作していき・・・・

 

結衣は運ばれてきた酢豚を食べながら、ツイッターを見た。

フォローしているアカウントのひとつ、〈愁〉のつぶやきは今日も多い。

世相を憂うものばかりだ。

『過労死する人の数は増え続けている』

 
わた定のテーマに沿ったつぶやきではありますが、かなり暗い印象を受けます。

 
そして、東山はそのまま愁を連絡を取り合い、調べ物を依頼したのでした。

 
物語での最初の依頼は、新任のマネジャー・福永清次についてです。

 
入社してすぐに赤字になるような無謀な案件をとってきており、東山が怪しいと思い依頼のメールしています。

 

(いやな予感・・・ちょっと調べてもらおうかな)

結衣はさっきまで見ていたアカウント〈愁〉宛に依頼メールを書き始めた。

 
一体、愁はどんな人物なのでしょうか。

 

東山との関係

原作では種田晃太郎の9歳年下の弟で、本名は愁ではなく、種田柊

 
(しかし、ドラマでは種田晃太郎37歳、愁は26歳と表記されています)

 
種田晃太郎は東山の元婚約者であり、現在は同じ会社の上司です。

 
つまり、東山と愁(種田柊)は、義姉弟になるはずだった2人という関係です。

 
愁こと、種田柊は社会人で会社を辞めて以来、食事とトイレと風呂以外は部屋から出ない引きこもり生活をしています。

 
愁と東山は、結婚の挨拶の際に一度だけ会っただけです。

 
それでも、東山との関係が構築されているのは、愁が最初に「会社を辞めた」とメールを送ったことから始まります。

 
東山も当初はなぜメールを送ってきたのか理由はわからなかったものの、「話を聞いてほしいこともあるのだろう」と連絡を取り合いました。

 
以降は、仕事に必要な情報は愁に依頼をして、ポケットマネーでお小遣い程度の報酬も支払っていたのでした。

 
愁は情報収集能力に長けており、東山も、

 

・・・送ってくる情報はかなり正確だった。情報元もきちんと確認している。

二年目で会社を辞めてしまったのが残念なほど、丁寧な仕事をする子だ。

 
と考察する記述がありますね。

 

愁 過去と現在

会社に潰された過去

愁が家に引きこもっている理由は、新卒で入った会社に原因がありました。

 
愁が企業のシステムをつくる大手会社の営業となりましたが、ろくな研修制度もなく、上司や先輩からの指導もない。

 
当然、売上を上げることはできず、挙げ句の果てには入社1年目の愁に「支店の成績が悪いのはお前のせいだ」と言われる始末。

 
無茶苦茶な環境でしたが、愁は兄・晃太郎と同じように頑張ろうと日々行動していました。

 

「僕も同じようにやろう、そしたら支店長に認めてもらえるに違いないって思ってしまった。

 
でも、できなかった。毎日残業するのはきついし、土日に会社を出るのもしんどかった。」

 
兄の晃太郎からのアドバイスも無理を強いたものであり、

 

「人間は寝なくても死なんぞ」

「精神は肉体を超える」

 
と伝えられるのでした。

 
しかし、最後は周囲のプレッシャーでメンタルが蝕まれていき、駅のホームに飛び込み自殺することまで頭をよぎるようになっていったのです。

 
なんとか思いとどまっったものの、かなりキツイ状態であったことは間違いありません。

 

東山に協力するのは?

そんな時に、愁の目の前に現れたのが、東山でした。

 
東山は種田の婚約者だった際、自宅へ挨拶に行き、かなりのお酒を飲んでしまったのです。

 
ワイン、古酒・・・次々に出てくるお酒を飲み、しまいにはそのまま種田の家に寝て泊まってしまいます。

 
翌朝、愁が東山を見つけると、平然と会社を休む連絡を入れており、理由も風邪をひいたからと嘘の内容でした。

 
その姿を見て愁もかなり気持ちが楽になっていきます。

 

「世の中にあんなに簡単に会社を休む人がいるのかって、響きました。

その気持ちが顔に出てたんでしょうね。

結衣さんは僕に笑って言いました。

たまにはずる休みしてもいいんだよ、って。」

 
その言葉聞き、愁は会社を辞めて、自ら東山の仕事を手伝うようになります。

 
愁からすれば、間接的とはいえ、東山は恩人であり自分の気持ちを楽にさせてくれた人物だったようです。

 
以降、東山も「返事が早い」「誤字がないね」など、些細なことでも愁を褒めて、愁の自信を回復させていったのです。

 

クライマックスで活躍

愁は物語のクライマックスで大きな活躍を果たします。

 
同僚の来栖と組み、チームの雰囲気を崩していたマネジャー・福永を会社追い出すため、昔の部下や同僚からの悪口を集めるというものでした。

 
最終的には東山が指示をして、その「悪口」を福永のメールアドレスに一斉に送り、実行を果たします。

 
これがなければ福永がチームに居続けたため、無謀な赤字案件が完了しなかった可能性が高いです。

 
物語の後半ではメンタル的にもかなり安定しており、家事を手伝ったり、仕事復帰について語るシーンもあります。

 
懸命に今を生きる愁の視点に共感し、「仕事とは何か?」を考えさせられる人もいるでしょう。

 

まとめ

「わたし、定時でか入ります。」通称、「わた定」の愁(種田柊)について調べみました。

 
記載した内容は原作をベースにしています。

 
注意してほしい点は、ドラマでは愁は明確に種田の弟と発表されていません。

 
物語が進むにつれて明らかになるのか、そのような設定自体がないのかは、これからわかることでしょう。

 
 

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 
 

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