2006年12月に公開された映画「鉄コン筋クリート」。

 
松本大洋さんの原作を巧みなアニメーションにより映像化されました。

 
主人公は、クロとシロの2人ですが、どんな関係性なのでしょうか。

 
年齢やネコと呼ばれる意味も気になりますね。

 
今回は、映画「鉄コン筋クリート」に登場するクロとシロの関係について深堀りしていきます。

映画「鉄コン筋クリート」シロとクロの関係は兄弟?

映画「鉄コン筋クリート」に登場するクロ、シロ。

 
2人の関係性について考察をしていきます。

 
作中での2人は、

 
・寝食をともに過ごす関係
・お互いを信頼する関係
・2人とも驚異的な身体能力持つ
・2人とも顔の雰囲気が似ている

 
このように共生をして、身体的な部分では共通点も多く描かれています。

 
一見すると、クロが兄、シロが弟の兄弟に見えなくもないです。

 
しかし、2人はあくまでも、共に両親がいない孤児同士であり、兄弟ではありません。

 
一部では義兄弟という話もありますが、作中では兄弟であることも含め、血縁関係にあるという描写はありませんでした。

 
幼い時から一緒に暮らす同志であり、兄弟のようなパートナーといったところでしょう。

 
ただ、クロとシロが唯一異なる点は内面、つまりは性格です。

 
物語のキーとなる2人の内面は、そのまま作中での立会い位置を明確にしています。

 
同じように行動をしていますが、クロとシロでは内面は大きく違いますね。

 
以下は考察も含まれますが、

 
●クロ
自分が孤児である社会を憎み、その反動で宝町を支配している

 
○シロ
孤児でだが自閉症のような障害を抱えており、負の感情がない

 
クロが反骨心や反抗心で行動をしているのに対し、シロはクロと過ごす時間を純粋に楽しんでいる、と解釈しています。

 
クロは作中途中でシロと別れたことで暴走を始めますが、それはシロといた時には自然と気持ちを抑制できていたのでしょう。

 
作中でイタチが登場するまでは、クロはシロを守るために生きており、一方で、シロはクロに寄り添うために生きていました。

 
お互いに目的とするものが違えど、依存をしていた関係でした。

 
しかし、2人は一度離れたなったことで、お互いの存在を認めながらも、自立をした自分を見つけることができています。

 
物語では対象的な2人が実はもっとも相手を必要としているという人間的な弱さ、そして、依存関係を乗り越えた時に感じる真の絆が描かれていますね。

映画「鉄コン筋クリート」シロとクロの年齢は?

シロとクロの年齢は何歳か気になるところですね。

 
シロは11歳というのが公表されていますが、クロに関しては特段記載がありません。

 
ただ、クロはシロよりも年上であると予想されており、12〜13歳くらいなのでしょう。

 
年齢は(おそらく)異なる2人ですが、作中でクロがシロに対して「相棒」という言葉を使っているあたり、2人の関係性は対等であり、上下といものはないでしょう。

 
先ほどの「兄弟」の話にも関連しますが、2人が離れる際には、このように「相棒」という言葉を使っていることも、兄弟でないことを証明しています。

 
もし兄弟であれば、「相棒」とは他人同士がくっつく際の言葉は持ち出さないでしょう。

映画「鉄コン筋クリート」シロとクロがネコと呼ばれる意味は?

映画「鉄コン筋クリート」では、シロとクロは「ネコ」という相性で呼ばれています。

 
これは、2人が、ホームレス同然の暮らしであり、為ならば暴力を厭わない状態だったため、「ノラ猫のような存在」と街の人から見られていたのではないでしょうか。

 
ただ、和たちが街で見かける「ノラ猫」と違い、非常に凶暴であり、誰からも見向きもされない(=見たくもない)という存在でしたが・・・。

 
原作では、クロが「俺たちは誰にもシッポをふらないよ。」と話しているシーンがあります。

 
これはつまり、誰にも従わないという意味であり、この姿勢もまたネコを見事に表現していますね。

 
鉄コン筋クリートでは鈴木、木村という普通の名前もいますが、蛇、イタチなど動物に関するネーミングのキャラクターもいますね。

 
イタチはまだわかりますが、クロをシロ(=ネコ)を狙う相手が「蛇」というのもちょっと滑稽な気がします。

 
虎とか龍ではダメだったんですかね。

 
ただ、蛇は確かに名前の通り、邪悪な感じが出ていましたので、役にぴったりのネーミングでした。

まとめ

今回は、

 
●映画「鉄コン筋クリート」シロとクロの関係は兄弟?
 
●映画「鉄コン筋クリート」シロとクロの年齢は?
 
●映画「鉄コン筋クリート」シロとクロがネコと呼ばれる意味は?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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