【君の名は。】入れ替わりで記憶が消える理由は?記憶喪失や忘れる意味を考察

2016年8月26日に公開された映画「君の名は。」

物語では、瀧と三葉が入れ替わりが終わった後、自然と記憶が消える・忘れる現象が起きていきます。

入れ替わりが完全に終わった後は名前も思い出せないほどでした。

一体、なんで記憶が消えてしまうのでしょうか。

今回は、映画「君の名は。」で入れ替わりで瀧と三葉の記憶が消える理由についtて深掘りしていきます。

映画「君の名は。」入れ替わりで瀧と三葉の記憶が消える(忘れる)理由は?

映画「君の名は。」入れ替わりで瀧と三葉の記憶が消える理由について記載していきます。

一体、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか。

糸森の神(宮水神社)がかき消しているからだと思います。

最大の理由は、入れ替わりの能力を宮水家に与えた、糸森の神が2人の記憶をかき消しているからです。

そもそも論になってしまいますが、2人が入れ替わって彗星から糸森の町を救ったのは、1000年以上前から定められていたことでした。

(三葉の世界での)現代と未来を繋ぐことにより、彗星から災厄を防ぐ目的があったのです。

この理由については、瀧が御神体に入った時に岩に彗星が描かれおり、瀧が「

全部、1000年も前から準備されていたことなんだ

」と語っていることからわかります。

物語の途中でこれまで書きためていたスマートフォンの日記のメモリが消えていくシーンがありました。

あれはなぜ起きたのかというと、町を隕石から救うために2人の入れ替わりを行っていましたが、あの状況で第三者にバレてしまうと瀧の行動が変わってしまうと判断されたからだと思います。

一緒に司とミキ先輩もいくことになれば、入れ替わりの存在が外部にバレてしまうことも恐れたのでしょう。

そもそも、記憶を残さないようにするのが入れ替わりの基本であるため、目的(=糸森の町を災厄から救う)を達成するために、少しずつ瀧を誘導していったのでしょう。

では、そこまでして記憶を消す理由ななんなのでしょうか。

これについては、主に下記3つの理由があると考察しています。

・【理由①】時間軸が異なる2人だから ・【理由②】入れ替わりの時間は夢であるから ・【理由③】入れ替わりの必要性がなくなったから

では、各項目ごとに記載していきます。

【理由①】時間軸が異なる2人だから

一つ目の理由は、そもそも2人は時間軸は異なる存在であるからです。

瀧は2016年、三葉2013年で生きています。

この状況で入れ替わり能力を与えた糸守の神が危惧することは、巫女が糸森からいなくなってしまうことです。

三葉が都会に憧れているように糸守の生活は若い世代にとっては物足りない部分があります。

しかし、糸守の神は宮水の巫女は町を神格化するためにも是が非でも存在しなければならない人物であり、町にとどめようと試みます。

そのためには外部の記憶は非常に邪魔であり、ましてや東京都いう三葉が憧れる場所の記憶は消すのが最善でしょう。

もっとも、入れ替わりの記憶に関しては先祖代々ほぼ消えており、入れ替わりが起きていたとしても、当事者含めていつかは忘れていくのです。

【理由②】入れ替わりの時間は夢であるから

物語の冒頭で、入れ替わり中の三葉が「夢だから」と前置きした上で、パンケーキを食べたり、バイトをして生活をしています。

三葉は途中で現実の世界と気づきましたが、入れ替わりは当事者にとっては夢の世界にいるような感覚になるのでしょう。

つまり、夢と同じで時間経過に伴い記憶の片隅に追いやられていく、というわけです。

一葉は、映画の中で「わしも少女のころ、不思議な夢を見とった覚えがある。夢で誰になっとんたんか、今ではもう記憶が消えてまったが」と、入れ替わった三葉(=瀧)に話しています。

【理由③】入れ替わりの必要性がなくなったから

最後の理由は、現実的にもう入れ替わりの必要性がなくなり、糸守の神が消していったという説です。

これは特にラストのシーンが印象的でした。

お互いに手のひらに名前を書こうとしましたが、瀧は「スキダ」と書き、三葉は途中で片割れ時が終わってしまい、きちんと書けませんでした。

そして、その後から記憶が一気にかき消されており、お互いの名前すら言えない状態になります。

これはおそらく、瀧から三葉に彗星の落下がきちんと伝達できたからであり、2人はもうお互いに知る必要のない相手だとされたのでしょう。

夢はもう終わり、関係性までもが完璧に遮断されたしまったのです。

映画「君の名は。」入れ替わりは記憶喪失ではない?

ただ、瀧も三葉も完璧な記憶喪失というものではありませんでした。

確かに2人も名前をいうこともできずにおり、存在すらもおぼろげな状態が続いていたのでしょう。

しかし、糸守が彗星から救われたあとも、何か心にひっかかりがあったことは確かです。

これは非常に難しい点ですが、2人の表層意識ではお互いのことを忘れていましたが、深層意識ではおぼろげに記憶があったということでしょう。

深層意識の部分でも、具体的には覚えていないものの、強烈な「好き」という感情が芽生えた出会いだっため、つっかかりあったのだと思われます。

実は映画の冒頭で、三亜と瀧が下記のセリフを交互に言い合っています。

朝、目が覚めると、なぜか泣いている。

そういうことが時々ある。

見ていたはずの夢は、いつも思い出せない。

ただ・・・

ただ・・・

何かが消えてしまったという感覚だけが、目覚めてからも、長く、残る。

ずっと何かを、誰かを探している。

そういう気持ちに取り憑かれたのは多分、あの日から

朝目覚めると泣いているというのは、自身の心の奥底では好きという感情から相手を欲しているにも関わらず、相手そのものを覚えていない・忘れているという無意識の悲しさからくる涙だと思います

しかし、2人はずっと探して求めており、それが叶ったのがラストの階段でのシーンだったと思われます。

まとめ

今回は、

●映画「君の名は。」入れ替わりで記憶が消える(忘れる)理由は?

●映画「君の名は。」入れ替わりは記憶喪失ではない?

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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